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2008/12/29

閑話休題。

175 久しぶりに帰ってきて驚いたこと。

 私が過去に作ったサイト、パーム航空と、iPAL-NEXTと、パルマガと、Project Palmのアクセス数を単純に足したら、9,701,420になった。970万アクセス。あ〜なんか、惜しい。どうせなら、知らない間に1000万アクセスいっといてくれたら良かったのに!

 今さら30万アクセスは惜しいようで、惜しくない。全盛期ならともかく、今は絶対無理!でも、なんか、嬉しい。970万アクセス!休んでる間も、いろんな人が見てくれて、こうして塵も積もれば凄い数字になるんだなと思うと、心が感謝の気持ちで溢れる。ありがとう!

※複数の方から質問をいただいているが、残念ながら、「Project Palm」をMac環境で読むことが出来ない。この本はそもそも、いろんな方々のおかげで、「紙の本として出版することは無理だったけど、まずは、電子出版という形態をとることでどうにかこうにか出版にこぎ着けた!」という歴史的背景を持っている点もご考慮いただけると助かる。自分もMacユーザなので、「Macで読めなくて残念」という気持ちもわかる。でも、この点については、ただただご理解をお願いするとともに、お詫びするしかない。

※もちろん、「ブンコビューア」というソフトウェアさえあれば、PCやケータイだけでなく、Palmを含むPDA各種で読むことも出来る。同ソフトのダウンロードはコチラ

※これまた複数の方から、「Project Palm」と先日の「Palm社からのハンドヘルド生産中止発表」や、1月に噂されている「Palm社からの新OS発表」との関係についての質問やご指摘を貰っているが、残念ながら、妙にタイミングが一致した感じになっているのは、本当に偶然だ。妙な期待とか想像をさせて申し訳ない!本当にこれは偶然だ。実は、私も驚いてたほど。

※そんな「Project Palm」の購入はコチラで。

じゃ。


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2008/12/28

遠い道。

175 正直、Project Palmへの道は遠かった。

 2008年夏と言えば、世界金融不安の年として永遠に歴史にその名を残しそうだが、今回リリースすることになった物語「ProjectPalm」を最初に書き始めたのは、今から7年前の夏、そう、2001年の夏だった。

 同夏、たくさんの資料を読み、そして、国内外での取材を行い、シリコンバレーでの最後の取材を行ったちょうど一週間後、ニューヨークでWTCビルが二棟、続けざまに倒れた。そんな夏だった。

 そんな大昔、7年も前に書いた作品だったが、運命のイタズラに翻弄されるように、出版までの道はひたすら遠くなった。最大の原因は、執筆開始時には、Palmが全盛期だったため、出版社は「今すぐにでも出版させて下さい!」という空気だったが、第一稿が完成した頃にはPalmが傾き始め、輪をかけるように、その出版社の経営までが楽じゃなくなって、そうこうするうちに私にも時間がなくなった。

 その結果、2002年夏、執筆開始からおよそ1年をかけた40万字の大作が宙に浮いてしまった。

 さらに大きな障害が塞がった。私が「紙の出版」にこだわったことである。コストの少ない電子出版であればすぐにでも出版は可能だった。でも、当時はまだ電子出版が特殊なメディアであったため、私は「紙の出版」にこだわった。

 理由は、この本の執筆のために協力してくれた多くの人たちのことをより多くの人たちに伝えるためにも、特殊なメディアではなく、もっと幅広い人たちに届くメディアを使いたかったから。でも、こうして「紙の出版」にこだわったことが、結果として、大きな障害となった。

 でも、本当のことを言うと、最後の数年間で、最大の障害となったのは、作品の「量」の問題だった。というのも、山あり谷ありの末に、この最後の数年間に関して言うなら、この本の価値を認めてくれたある人のおかげで「紙の出版」で出すことは可能だった。そういう条件を提示して貰っていた。ところが、出せなかった。なぜか?それが、作品の「量」の問題だった。

 実はこれまで、出版の話が出てくるたびに、歴史が進み、そのたびに最終章を書き換えたり、付け足したりすることにはなったが、それでも物語の主要部分はずっと同じだった。2002年夏に完成した「40万文字」という量!それがそのまま残っていた。この40万文字をどうやって書籍にするのか?

 これが一筋縄ではいかなかった。40万文字を「紙の出版」物として出そうとすると、かなり分厚いハードカバーを数冊に分ける必要がある。しかも、分冊するとなるとそれなりの編集作業がいる。じゃあ、短くしようとすれば、そのためにも膨大な編集作業がいる。私にそのような能力があればいいのだが、私にはそういう能力はなかった。40万文字という膨大な文字の山を築くところまでは出来たが、それをどうにかするような能力を持っていなかった。正直を言うと、そのための時間さえなかった。

 そんな時、二人のホワイトナイト(白馬の騎士)が現れた。一人は、今回の出版元となってくれた電子書籍の会社「マイカ」の井上真花さん。そして、もう一人は、そんな井上さんが見つけてくれた編集者の渡辺幸雄さん。この二人が登場したおかげで、呪われて封印されたままだった40万文字のテキストに光があたることになった。

※そんな「Project Palm」の購入はコチラで。

※jtacさん、感謝!>マイカさんから引っ張ってきた画像の文字が「Projetct Palm 1」になっていたので、新たにこのブログ用に「Project Palm 1」に変更したバージョンを作った。

じゃ。


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2008/12/27

やってみた。

175 ケータイ版、ダウンロードしてみた。

 著者なので、パソコン用のデータはすでに持っているのだが、モノは試しとケータイ版をダウンロードしてみた。その結果わかったこと。

 最初の記事に書いたケータイ用のURLでは、自分のケータイからもサイトに入れなかった。(現在はすでに変更済み。)

 そこで、QRコードから開いてみたらあっさりと入れた。ただし今度は、アプリを使うために「microSDカード」が必要とか言われてしまった。だもんで、それをコンビニで購入。ようやくダウンロードに成功した。

 ちょっと感動!

※なお、ビットウェイ・ブックスさんやPDABookさんのPC用サイトからのダウンロードはどうやら問題なくいっているようだ。

※さて、上記のように、パソコンやケータイからは簡単に読める電子書籍だが、今のところ、Macintosh環境で読むための方法はない。残念だがしょうがない。

※読者の藤條さんからの質問。

iPhoneで読むことはできないでしょうか?

 将来までは不明だけど、今のところはそのための方法がない。陳謝!

※先日紹介したメール事故も、24時間後に送信機能が復活したので、いくつかお知らせをいただいたように、メールサーバの何らかのリミッターに引っかかったようだ。ただし、詳細は不明。プロバイダのサポートに問い合わせ中。

※でもって、連日、メールが多数届いてる。メールをくれてる皆さん、本当に感謝!感謝!感謝!涙出そうだ。てゆーか、たまに出てる。秘密だけど。

じゃ。


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2008/12/26

発売開始!

175 ごめん。待った?

 本日、ついに「Project Palm」が発売された。まずは第一弾として、以下の2店舗からリリース開始。

 そんな気の早い2店舗、もとい、嬉しい2店舗は以下の通り。

■Projetct Palm 1 誕生──ジェフ・ホーキンスとPalmOS(ビットウェイ・ブックス様!)

■Projetct Palm 1 誕生──ジェフ・ホーキンスとPalmOS(PDABook様!)

 以上、2店舗だ。

 さらに、ケータイで読みたい人は、MobileBook.jpの「どこでも読書」から購入することが出来る!

■ケータイから「どこでも読書」に入る方法(MobileBook.jp様!)

 上のようにメニューをいちいち辿ったりするのが面倒な人のためには、おなじみのQRコードを用意して貰った!これなら、一発で「Projetct Palm 1 誕生──ジェフ・ホーキンスとPalmOS」まで飛べる。(使い方はさすがにわかるよね?)

Projectpalm01

※なお、ケータイ版を利用するためには、アプリの使用条件として「micro SDカード」が必要になる。いろいろ物入りにさせて、ごめん。そういうルールらしい。

※また、「ビットウェイ・ブックス」や「PDABook」から「Project Palm」のデータを購入後、以下のページから「ブンコビューア」という閲覧ソフトをダウンロードすれば、Palmマシンを含む、各種PDA(Zaurus、PocketPC、HandheldPC…など)でも読むことが出来る。

■ブンコビューア・ダウンロードサイト

 ひとまず。((C)palmfan)

 じゃ。


2008-12-26 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

地獄のコピペ

175 正直、ギリ!!

 という訳で、「Project Palm」のリリースに合わせて、このサイトを復活させたり、もろもろの作業をしている私だが、慣れないことをするもんじゃない。再オープンと同時にトラブルまみれだ。

 昨日も紹介したように、個人的に送ろうとした「Project Palm」のDMがまず、ちゃんと送れなくて自分んちのメールの送信が一切出来なくなるほどの大事故になってしまった!

 その後、メールは復旧しつつあるが、送り損ねた数百通のメールをマニュアル作業によるコピー&ペーストで、さきほど送信したところだ。あー、疲れた。

 本当は、今日はDM第二号を送るつもりだったのだが、その余力は今のところない。また、メール事故を防ぎつつ大量のメールを送信する技術的な自信もない。

 さて、今日はいよいよ、二つの電子書店で「Project Palm」の発売が始まる予定日だ。詳細がわかり次第、お知らせする。メールの方はちょっとまだ自信がないので、いちおう、このサイトをチェックして欲しい。

※そして、こちらからのDMに返事をくれてる皆さん、感謝だ。今回の地獄のDM作業が続けられてる理由のひとつは、こうして皆さんから送って貰っているメールのおかげだと断言してもいい!懐かしい人たちからの言葉の数々、涙が出そうになるほど、嬉しい!嬉しい!嬉しい!

じゃ。

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2008/12/25

疑われてる?

041101l_2
 ありがたいもので、さっそく救いの手が…。

 今朝、「困っている」と書いたら、さっそく数名のリターンが届いた。

 まずは、Palmware作家としてかつて活躍していた福本さんから!

もしかしたらスパム業者と判断されたのかもしれないですね。大量のメールを一括送信していると、メールサーバーがスパムメールを送信していると判断して、そのアカウントからのメール送信を禁止することがあると聞いたことがあります。

 続いて、Palm関連のソフトなどで活躍したYozさんから!

プロバイダのspam対策ですよ! 一日あたり何百通とか送ったら、それ以上送れないとか、そういう感じの。

 何年も音信不通だった馬鹿息子に対して、ありがたいことである。さっそく、MobileMeに問い合わせているのだが、いかんせんメールでしか対応しないというサポートのため、いったいいつになったら復旧できるのやら?とにかく、しばらく待ち続けるしかない。

 さて、上記お二人や前回の更新で紹介したusagiさんの他にも、運良く今朝未明にメールが送れた人たちから、久しぶりの嬉しいお返事をいただいている。(受信は今のところ無問題のため) 本当に感謝!感謝!感謝!嬉しすぎることこの上ない。

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いきなりトラブる

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 今朝未明、いきなりトラブった。

 というのも、今から4年ほど前に「プロジェクトパーム大作戦」のアンケートに応募してくれた人全員に、今回の出版の件を報告しようとして、とあるフリーウェアを使って、1000通弱のメールを一括送信しようとしたところ、半分以上を送ったところで、途中で送信が出来なくなってしまい、MacOS X標準メーラーに左上のようなエラーメッセージが出て、以来、メーラーがあらゆる送信を受け付けなくなってしまった。

 新たに別のメールを送ろうとしても、送れない。別のメーラー(MobileMe)からでも同様のトラブルが起こっているので、どうやらサーバレベルの問題らしい。困った!

 4年前に書いて貰ったメールアドレスがすでに使えないというケースも多いのだが、せっかく送ろうとしたメールがまだ送信できないままに数百通ある。そのうち、現在のトラブルが解決したらもう一度送信する方法を探るので、該当者(4年前にメルアドを書いたし、いまだにそのメルアドを使ってる!)という人は、今しばらくお待ちいただきたい。

 あと、4年前にメルアドを書いたけど、今はもうあの時のメルアドは使ってないよ、という方はこちらをどうぞ!

※ところで、すでにメールが届いた方の一部からはお返事をいただいたり、質問をいただいたりしている(そう、受信は問題なく出来ているようだ!)が、上記トラブルにより、その返事を出すことが今、出来ないでいる。陳謝!とくに、質問をいただいたusagiさんへのお返事は以下の通りだ。

お友達への転送、どうぞ!大歓迎です。

※また、上記トラブルの解消法をご存じの方も是非、こちらまでご一報いただきたい!

じゃ。

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2008/12/24

ただいま。

175 てゆーか、お久しぶり!

 年に一度か二度の気まぐれ更新を除けば、およそ、3年ぶりの更新になる。皆さん、お元気だっただろうか?

 さて、私は、何ゆえここに帰ってきたのか?それは、皆さんに「あること」をお知らせするためだ。では、その「あること」とは何なのか?

 それは、そもそもこのブログが誕生した理由でもあるのだが、「Project Palm」という物語を、この世に生み出すことだった。だからサイトの名前はこうなった。

 実を言えばこのブログは、この物語をこの世に出すためにだけ作られたブログだった。そのために生まれ、そのために更新され、でも、物語の出版が難しくなった時点で更新は止まった。それが2005年頃。

 そして今日、2008年12月24日、ついに皆さんに発表することが出来るようになった。

「Project Palm」がまもなくリリースされる。明後日の12月26日、まずは二つの電子書籍販売サイトから発売される予定だ。その他のサイトでは順次発売される。まずは、そのお知らせまで!

 どんな本なのか?発売されるサイトはどこなのか?…など、多くの謎を残しながら、続く。

 じゃ。

参考:
■Project Palm 1 誕生(mica digital books)
■<Project Palm、始めました。>

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Kicho_xmas98 新OS発表の噂があるのは、来年1月!

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2008/12/23

Kicho_000407_final Palm Computing社の創業1992年の2。

2008-12-23 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2008/12/22

Kicho_pastel 3COMの3!

2008-12-22 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2008/12/21

Kicho_sepia 初期Palmのアプリボタンは4個!

2008-12-21 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2008/12/20

Kicho_mono_2 Palm Vの5!

2008-12-20 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)