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2005/09/27

Edの隣にBillがいる!

  例の重大ニュースがついに発表された。時間がないので、あっさりと書く。palmfanを読もう。よくわかる。

■<Palm, Inc+Microsoft+Verizon プレスカンファレンス>Treo Windows Mobile版を発表(palmfan)05.09.27

Palm, Incは,Treoスマートフォーンの拡張ラインナップのために,Microsoft Windows Mobileをライセンシングを受け,最初にVerizonのワイアレスブロードバンドネットワークを利用するデバイスをリリースします。

 Bill GatesとEd Colliganとベライゾンのおっちゃんという歴史的な3ショット写真も載ってる。いろいろ思うところはあるけれど、当初から予想されたように「Palm, Incの製品が全てWindows Mobile版に切り替わると言うことではなく,Treoラインナップの一つであり,MicrosoftからしてみるとPalm, Incはライセンシーの一つで,優れた製品を作るライセンシーとして非常に評価している」なので、悲観的にこの新しい歴史を見守るよりも、あのPalmの連中(しかもJeffたちにくっついてる古株連中)が、Windows MobileとTreoをどこまで使いやすく合体させているのかどうか?…ここに注目が集まる。

参照:■Palm and Microsoft Join to Bring the Palm Experience to Windows Mobile(palm)

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2005/09/25

ついに?

 まもなくハリケーンが全米上陸?

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2005/09/23

Let's a SONY!

 ソニーに関する衝撃的なニュースが世間を揺るがしている。想像していた以上の深刻さ。

■ソニー、赤字削減に向け1万人削減 本業回帰で復活狙う(asahi.com)

でもって、本来ならソニーへの忠誠心が篤いはずの人までが、期待を込めながらも辛口のコメントを書いていたりする。

■9/22のつぶやき〜本当に大丈夫か、偉い人たち【やっぱ逆さまじゃん】(ソニ☆モバ)
■ずばり言うわよ、ご意見番がソニー中期経営方針を斬る(ソニ☆モバ)

 私、個人としては、ここ数年間の「ポップであること」を忘れて「自家撞着したポップの殿堂」に籠もってきたソニーに、もう一度「ポップであること」を思い出して欲しいと思っていたのだが、上の「ソニ☆モバ」の記事とか読むと、同社はまだまだそれ以前の状態にあるように見える。前の体制を否定することで一杯一杯の状態にあるようだ。混乱はまだまだ続く。…と見た。頑張れ、ソニー!

 そして、そんなソニーに贈りたい言葉がある。「Let's a SONY!」

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2005/09/21

本当はPalmSourceが欲しかった!

 BusinessWeekに出た記事をもとに、PICがACCESS社によるPalmSource社の買収劇の舞台裏をリポートしている。

 PICによると、先日ACCESS社に買収されたPalmSource社だが、もともとはPalm社もその買収を狙ったが、同社の提示金額を他社(たぶんACCESS社)が上回ったために諦めたんだという。

参考:■Palm Attempted to Buy PalmSource(PIC)
   ■Palm Taps Microsoft(BusinessWeek)

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2005/09/13

ACCESS社とPalm社が見る、ふたつの夢とひとつの未来

 先日のACCESS社によるPalmSource社買収に関して、いくつの重要な続報が書かれた記事がCNETにアップされていた。

■Palm OS、パームソース買収後も存続へ--ACCESS幹部が明らかに(CNET)

 まず、現行のPalmOSユーザにとって最大の関心事についての真相が紹介される。

日本企業ACCESSの幹部は、9日に発表した3億2430万ドルに上るPalmSourceの買収契約は、Palmおよびソニー、京セラ、韓国のSamsung Electronicsなど40を超える企業が製造している3900万台以上のPalmデバイスに、ただちに影響を与えるものではないと述べた。

 この嬉しい事実を一概には信じがたい読者のために、もう少し本音に近いレベルでのACCESS社の意向が書かれている。つまり、せっかく買ったPalmSource社のリソースを同社はどうしたいのか?という話だ。

ACCESSでは、PalmSourceが2005年にChina MobileSoftの取得を完了させた時に開始した、LinuxベースのPalm OS開発を最後までやり遂げる意向だという。ただし、そのタイムスケジュールはまだ明らかにされていない。

 さらに具体的に、ACCESS社の持つリソースと、PalmSource社が持つリソースはどんな結婚生活を送ることになるのか?…という説明が続く。

ACCESSは、同社のLinuxベースブラウザ「NetFront」と、Garnetの名称で知られるPalm OSバージョン5.xを組み合わせていく予定だ。同社関係者によれば、ACCESSは、PalmSourceによる広範なライセンシングが行われなかったPalm OSバージョン6(Cobalt)についても、その復活を考えているという。

 パッと読んだだけだと、ACCESS社はあまりにも贅沢な希望を持ちすぎているようにも見える。PalmSource社が現在行っている作業をつつがなく継続しながら、それでいて、同社が苦闘しながら続けている、あるいは、いつ果てるともなく続けていたコバルト色の投資作業を、ACCESS社は引き継ごうとしている。「NetFront」との合体という本音の作業を実現しながら!

 もちろん、これらを全部実現してくれるなら、そりゃもうめちゃくちゃ嬉しい。だから、今はただ、これらの夢の言葉を無防備に信じ続けたい!そう思うだけだ。

 一方、この記事には、ACCESS社が語る未来に対して、私以上に真剣に耳を傾けているだろう企業のスタンスも載っている。そう、あの会社の話だ。企業名をpalmOne社からPalm社に戻すことで、もしかしたらPalmSource社との合体も近いのではないか?とさえ、私は個人的に思っていたあの企業、Palm社の話。真相は、PalmSource社との合併が遠ざかったことで、再び企業名を昔の名前に戻す決意をしたらしい。自分一人でも生きていけるんだ、という意志を世間に示すために。…という企業名変更の理由は、あくまで私の空想の範囲内だ。

Palmの社長兼CEOであるEd Colliganは短い声明を発表し、今回の買収を支持しているが、PalmはもはやPalm OSに固執していないと述べた。また同社CFOのAndrew Brownは先ごろ、CNET News.comに対して、同社が最新のモバイルバージョンWindows上で動作する「Treo」スマートフォンを開発したことで、これまでPalm OSベースの機器の購入をためらっていた企業顧客を取り込める可能性が出てきたと話している。

 という訳で、必ずしも冷静とばかりは言えない記述が並んでいる。それなりに困惑しているし、それなりに意地になっている。でも、これだけは言える。決別じゃなく、一人ででも生きていけるという意志を世間に対して示すことで、未来の堅実さを保証しようとしている。決して、悲観的な未来だけが示されている訳ではない。

PalmSourceは、モバイルアプリケーションの開発コミュニティがおよそ40万人規模に達しているとアピールしている。Palm OSにLinuxコードがより多く組み込まれるようになれば、この規模はさらに大きくなると考えられる。

 Palm社はもちろん、ACCESS社も今のところは、決してその不幸な決別を望んでいる訳ではないようだ。それよりも、その両社の間にLinuxという魔法の子供が加わることで両社はそれぞれ、現在以上に幸せな未来を迎えることが出来るだろうと信じている。あとは、時間とお金の話かな、と思っている。そう、よりよい未来に、よりよいタイミングとよりよい資本でもって完成させることが出来るのか?そういった時間とお金の問題、さらには人的リソースも絡んだ、キャパシティの問題が絡みついてくる。それでも両社は手を離さずによりよい未来を掴むことが出来るのか?…当然、その未来を、私は個人的には希望している。信じている。

2005-09-13 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2005/09/10

寝耳にACCESS

 昨日は驚いた。その続報の続報。

 まずは、各種記事を拾ってみる。最初に概要から。

■ACCESS、PalmSourceを買収(ITMedia)

組み込み向けブラウザ「NetFront」で知られるACCESSは9月9日、Palm OSを開発する米PalmSource株式を100%取得すると正式発表した。潜在株式を考慮した場合の買収総額は約358億円。PalmSourceが持つ優れたユーザーインターフェース技術などを取り込み、携帯電話向けアプリケーションを拡充する。

 嬉しいのは、ACCESSの今回の発表を市場が歓迎したこと。そりゃ、PalmSource社の株価が倍近くにまで跳ね上がった(10ドル→18ドル)のはわかる。でも、そんなPalmSource社を買収したACCESS社の株価が上がった(274万円→281万円)ってことが嬉しい。

■ACCESS株価が上昇(ITMedia)

米PalmSourceの買収をACCESSが発表した9月9日、東京株式市場では同社株価が上昇。一時は前日比13万円高となる287万円を付けた。

 ちなみに、Palm社の株価の変化は微妙。このあたりの微妙なPalm社の立場については、Palmfanの記事を参照のこと。

■ACCESSの米子会社がPalmSource, Incを吸収合併(palmfan)2005.09.10

The Registerでは,PalmSource, IncリリースにあるPalm, Inc CEOのEd Colligan氏のコメントは”明らかに(explicitly)”取引を歓迎していない,と見ています。

 そんなPalmSource社のリリースの原文はこちら。

■ACCESS to Extend Leadership in Mobile Device Software with Acquisition of PalmSource(PalmSource)

全文英語なので、概要を掴むには前述のpalmfan記事に出てる日本語訳抜粋が嬉しい!

 一方、ITMedia以外のIT系ネットニュースの記事を眺めてみると…

■ACCESSが12月に米PalmSourceを完全子会社化--約358億円で全株取得(CNET)

ACCESSは、こうしたPalmSourceが有する技術を取り込み、携帯電話向けアプリケーションの拡充を図る。加えて、China MobileSoftの開発チーム約200名は、ACCESSの中国リソースの強化と、今後のLinuxベースのソフトウエア開発の一端を担っていく。

 キーワードは「PalmOS」「中国」「Linux」ってことらしい。果たして、この組み合わせが、ACCESS社最大のキーワードである「携帯電話」と「ブラウザ」に結びついた時、どんな化学反応が起こるのか?!

 ケータイWatchはさらに踏み込んだ書き方をしている。

■ACCESS、米PalmSourceを買収(ケータイWatch)

ACCESS広報部では、PDA市場が衰退した日本市場では厳しい立場に立たされていたPalmSourceだが、携帯電話向けブラウザ「NetFront」を提供している同社の傘下となることで、「NTTドコモなどのキャリアとも関係が持てるのではないか」としている。現在、国内のスマートフォン市場では、モトローラ製の「FOMA M1000」、ノキア製の「702NK」などでSymbian OSが採用されている。

 PalmSource社のリソースが、「NTTドコモなどのキャリアとも関係が持てる」という言葉をそのまま鵜呑みにするほどお人好しでもないが、是非ともそんな夢を現実にして貰いたいと思わず願ってしまうほどのお調子者ではある。

 とか、その手の記事を読みながら悶々としていたら、ITMediaがフットワークの軽い動きで、見事な取材攻勢を見せ、素晴らしい記事をものにしてくれた。そのまま英訳して、全世界に配信しても良いほどの記事だ。

■ACCESSに聞く「なぜ、Palmを買ったのか」 (ITMedia)

なぜ買収に踏み切ったのか、その理由をACCESSマーケティング本部の大石清恭本部長に聞いた。

本格的にこうした話し合いを始めたのは今年の7月からだ。もともとACCESSとPalmは、3年ぐらい前からPaml OS上で動くACCESSのエンジンをライセンスするなど、ビジネス上の付き合いはあった。こちらから「もっと協業体制を強めたい」と申し入れて、どうせなら1つになってしまえばいいのでは——という話になった。

ACCESSがPalmを買収することで、例えばそれまで1円の価値だったものがとたんに3円になる。これが違う企業が買収したのでは、1円のままだった。2社の力を合わせることで、ものすごいシナジーが生まれるだろうと考えている。

 という訳で、今回の買収劇で、今のところあからさまな不満が顕在化していない事情の背景でもあるのだが、さすがにPalmコミュニティとの付き合いが短くはないACCESS社は、吸収合併という手法をとりながらも終始「Palmコミュニティの価値」を評価し続けている。こういうリスペクトの精神にPalmコミュニティは弱い。正直まだ、明確な未来像、とくに、我々日本人ユーザが今回の買収劇の結果として享受するであろう明確で具体的なプランまでは一切提示されてはいない。

 しかし、今のところACCESS社が貫いているPalmライクな発言のスタンスが、ともすれば不安になりがちな、旧来からのPalmOS愛好者たちに優しく接し、その精神状態を安らかに保ち続けてくれている。その手腕が、このまま続いて、PalmOSに、よりよい未来を運んで来てくれることをひたすら希求する。

 そんな中、ソニ☆モバさんが面白い記事を拾ってきてくれている。

■よみがえる「パーム」、北米でPDA市場拡大(IT+PLUS)

日米で携帯情報端末(PDA)市場が明暗を分けている。ともに低迷が続いていたが、米国では市場が回復の兆しを見せている。電子メールの送受信のほか、インターネットの閲覧や音声通話などに使える多機能機がビジネス需要を掘り起こした。一方、日本では市場縮小が続いている。米PDA大手、パームワンの2005年3─5月期は売上高、純利益ともに前年同期を上回った。

 さっきも紹介したけど、確かにpalmOne社の株価は、今回の買収劇以前に、非常に快調なステップで上昇を続けている。

 なんだか、ずっとどんよりしたニュースばかりが続いてただけに、久しぶりに爽快な晴れ間が覗いたように見える。気のせいか?…いや、気のせいだったとしても、なんだかあまり不満を感じない。そんな今回の買収劇だ。

 最後に、ネット内の大手新聞社系ニュースサイトの記事を2つほど。

■日本のACCESS、米ソフト大手を買収(読売新聞)

■ACCESS、携帯端末OSの米パームソース買収(日経新聞)


P.S.

 ところで、Apple Computer社のiPod NANOが発表され、さらにはiPod機能搭載携帯電話が同社から発表され、ライバル企業であるSONY社を震撼させたばかりだ。そんなタイミングで発表された今回のACCESS社によるPalmSource買収劇。この微妙な歴史的偶然を感じつつ、私は今から7年ほど前の古典的な時代のことを思い出していた。1998年2月〜3月頃。この頃、Palm社(当時は3Com社の子会社で、名前はPalmComputing社)はまさに日の出の勢いだった。1996年春に発売したPILOTが異例のヒット。翌97年に発表したPalmPilotは驚異的な大ヒット製品となり、さらに翌98年春に発表したPalm IIIは奇跡のようなセールス記録をまもなく打ち立てようとしていた。そんな1998年2月の末、当時、極度の低迷を続けていたApple Computer社は、Palmシリーズの成功の影で、その先駆者的製品であるNewtonの開発中止を発表した。1993年、世界に向けて大々的に発表したそのマシンは、世界で初めてPDAの名前を冠した伝説のマシンだったが、その後の歴史は虹色に輝くことを知らなかった。その頃、まさにこの世の春を謳歌していたPalm社の影で、この悲しいニュースはApple Computer社からこっそりと発表された。ところが、その2ヶ月後、Apple Computer社は見事に生まれ変わって我々の前に還ってきた。1998年5月、Apple社は機能よりも美しさと簡便さを究めたパソコンiMacシリーズで復活し、あまりに見事すぎた再生を果たす。なんだか、今回の買収劇、しかも、iPod NANOの眩しすぎる発表を横目に見ながらの買収劇を知って、意味もなく、そんな7年ほど前の古典的なエピソードを思い出してしまった。大いなる希望的観測とともに。あるいは、大いなる幻想とともに。

2005-09-10 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2005/09/09

【続報】Palm Source社が日系企業に買収された!

 ついに株式会社ACCESSさんから正式なプレスリリースが出た!

(※この記事からの続報だ)

当社子会社と米国PalmSource, Inc.との合併に関するお知らせ■(ACCESS)

 これによると、まずは合併の概要が書いてあって、それに続いて、合併の理由なる記述がある。それがこれ!かなり長めに引用すると…

合併の理由
 
PalmSource は、携帯機器向け組み込みOS であるPalmOS の開発およびライセンス提供を行っている米国の大手ソフトウエア開発会社です。PalmOS は、現在までにPalm 製PDA、Sony 製PDA CLIE、Samsung、京セラなどにライセンス提供されており、PalmOS搭載端末出荷台数 3,900 万台や40 万を超えるPalm アプリケーションコミュニティなどの豊富な実績を有しています。また、PalmSource は、2005 年1 月のChina MobileSoft の買収を通じて、携帯電話に最適なLinux テクノロジーを獲得し、現在Linux ベースのPalmOS の開発を進めております。これによりPalmOS の優れたユーザーインタフェース、ソフトウエア・フレームワーク、各種アプリケーション、Palm OS ユーザーと開発者コミュニティなどが、Linux コミュニティと結びつき、今後の市場拡大に大きな影響を与えるものと考えられております。
 
ACCESS は、PalmSource を実質的に完全子会社化することによって、PalmSource が保有する優れたユーザーインターフェース、アプリケーション、開発者コミュニティを取込み、携帯電話向けアプリケーションの大幅拡充を図れるものと期待しております。また、Linux ベースのOS とPalm ベースのアプリケーションまで含め、ACCESS としてトータルTurn Key ソリューションを提供することが可能となり、さらにACCESS が保有する携帯端末市場における顧客基盤をプラスすることにより、収益の拡大に加え、端末メーカーにおける端末開発コストの削減が可能になると考えております。加えて、China MobileSoft の開発チーム約200 名は、ACCESS の中国リソースの強化と、今後のLinuxベースのソフトウエア開発の一端を担っていくものと考えております。
 
ACCESS は、上記目的を達成するため、PalmSource(NASDAQ 上場)の株式を実質的
に100%取得することといたしました。

 つーことだ。今回の合併によって「PalmSource が保有する優れたユーザーインターフェース、アプリケーション、開発者コミュニティを取込み、携帯電話向けアプリケーションの大幅拡充を図」ることが目的だという。この文章通りだとすると、なんだかドキドキワクワクする内容だ。果たして、どうなる?続報を待て!
 

【続報】

 さらに、きっかけとなったNHKニュースのビデオがアップされたようだ。

■アクセス 米ソフト会社買収へ(NHK)

関係者によりますと、携帯電話でインターネットを利用する、いわゆるiモードを手がけたことで知られるソフトウエア開発の大手、「アクセス」は、アメリカの大手ソフト会社「パームソース」のすべての株式を三百数十億円で取得し、買収することで、「パームソース」側と基本的に合意しました。「パームソース」は、携帯電話の基本ソフトの開発ではアメリカを代表する、ナスダックに上場しているソフト会社で、アメリカの大手通信機メーカーの「モトローラ」も買収を目指していましたが、最終的に「アクセス」が買収することになりました。今回の買収は、「パームソース」の株主総会を経て正式に決まりますが、買収によって「アクセス」は、ソフト開発力を強化するとともに、海外での販売を拡大する狙いがあります。パソコン向けソフトでは、アメリカの「マイクロソフト」などに大きく遅れをとった日本のソフト会社が、アメリカの大手ソフト会社を買収するのは異例のことで、日本のソフト業界が巻き返しを図る動きとして注目されます。

 300数十億円かぁ?!…ちなみに、PalmSource社のことは、モトローラ社も狙っていたらしい。

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Palm Source社が日系企業に買収された!

 久しぶりに、腰が抜けるほどの大ニュースだ。

 まだ詳細はわからないけれど、モバイル端末用のブラウザNetFrontでおなじみの日本企業ACCESSが、あの!あの!あの!Palm Source社を買収したという。

■AccessがPalmSourceを買収した!(eyenote)

 あまりに突然のことで、私にも何が何だかわからない。ここんとこ、Palm社の株価は上がってたけど、PalmSource社の株価はとくに目立った変化もなく、どっちかというと、Palm社からWindowsMobile版のTreoがついに発売されるかもというの影で、PalmSource社はどうするのさ?…という論調がちらほら聞かれていたけど、とうとうこんなことに!

 冒頭記事によると、日系のソフトウェア企業が、米国のソフトウェア企業を買収するということで、お昼のNHKニュースでも取り上げられていたという。果たして、この買収にどんな意味があるのか?日本企業で、携帯端末に強い企業であるACCESS社の買収ということで、なんだか、ちょっとワクワクドキドキする。さて?

 あ、ついにITMediaにも速報が出た。

■ACCESSがPalmSource買収か(ITMEdia)

組み込み向けブラウザ「NetFront」で知られるACCESSが、Palm OSを開発する米PalmSourceを買収すると、NHKが9月9日報じた。ACCESSの広報担当は「現時点では把握できていない」とコメントしている。ACCESSは東証マザーズ上場のソフトウェアメーカー。PalmSourceは、PDA「Palm」用のOS・Palm OSや携帯電話向けOSを開発している。

 ここも出典はNHKニュースか!それにしても、NHKのニュースに「パーム」って言葉が出るなんて、いつ以来ぶりだろう?


続報に続く。

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2005/09/05

忘れた頃にアイツが!

 パルマガ時代に、このソフトを是非復活させたい!そう訴え続けてきたソフトが、ついに復活した。…と言ってもMacソフトの話。

■T.Clip X Mini v0.9b(トリニティーワークス有限会社)

 やった〜!…と、ばかりに早速ダウンロードしてMacマシンにインストールしてみた!…が、使えない。あれ?…よく見たらMac OS X 10.4以降だった。残念ながら私の家のMacはまだ1.4.0にはアップグレードしていない。とは言え、「近日10.3以降にも対応予定」とあるので、もうしばらく待てば使えるようになるらしい。楽しみ!

参照■T.Clipって知ってる?(パルマガ)

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