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2004/12/16

いい人も悪い人も、みんないる。

 世界がもしも100人の村だったら、そのうちの10人弱はGoogleで検索したことぐらいはあって、そのうち1人ぐらいはIE以外のブラウザを使ったことがある。…ってことか?

■ネット利用者、世界で6億7千万人 人口の1割超える(asahi.com)

国連貿易開発会議(UNCTAD)は15日、世界のインターネット利用者が03年末に前年比で約8%増え、6億7600万人に達したと発表した。世界人口の約11%にあたる。国際電気通信連合(ITU)の資料を使った推計だが、03年の数字が間に合わなかった国がかなりあり、実際は人数、比率とも発表を上回るとみられる。
 インターネット利用者は、昨年の発表で02年末には10%に届かなかったとされたが、今回修正され、02年中に同利用者が世界人口の1割に達したことが明らかになった。03年末の同利用者は先進国で人口の45%、途上国で同5%だった。

 地球全人口の1割でも凄いことなのに、記事を読む限り、1割なんてとっくに過ぎてそうな勢いだ。

 きっと、どっかのblogの宣伝にはそのうち、「読者は世界の1割の人!」とかってキャッチコピーが出たりするんだろうけど、ネット利用者が増えれば増えるほど、普通はサイト数も増える訳だから、そのサイトを見て貰える可能性は逆に減ったりもする。ま、もちろん、理論上は間違っちゃいないけどね。

 こうやって世界中にネットが広がっていくと、ネット世界の広がりは凄まじいものになってるんだろうね、きっと。それこそ、今からほんの10年ほど前には、個人が世界中のウェブサイトを回ることもそれほど不可能じゃなかった時代もあった。けど、今は個人がその人生のすべてを費やしても、ネット世界を一巡することさえ難しいだろう。もしかしたら、まだまだ誰にも知られずにこっそりと更新されている「世界一面白いサイト」なんてものもあるかもしれない。…なんて妄想も楽しくなる。

 ところで!

 ネット利用が世界人口の一割に登ったという情報もあれば、こんな情報も!

■ネット利用者、増加率鈍化 日米は頭打ちと国連報告(共同通信)

国連貿易開発会議(UNCTAD)が15日発表した電子商取引と発展途上国の開発に関する年次報告によると、世界のインターネット利用者数は2003年末で約6億7600万人に達した。前年比7・84%増で、年26%以上の伸びを示した2000年末から02年末までの2年間と比べ、増加率は鈍化した。
 中国をはじめとする途上国ではネットの浸透が続き、2000年には全世界のネット利用者数の24%にすぎなかった途上国の利用者の比率が03年には36%に増加した。一方、日本と米国では頭打ち傾向が見られ、UNCTADは、両国のネット利用者数が02年から03年にかけてほぼ横ばいだったとしている。

 
 英語がネットの共通語じゃなくなる時代もやがて来るかもね!

2004-12-16 | Project Palm 直接リンク

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