« Project Palm大作戦 その4 | メイン | どしゃ降りの感謝。 »

2004/10/19

Project Palm大作戦 その5

 という訳で、前回の続きだ。そしていよいよ最終回だ。

PPP〜プロジェクト・パーム大作戦

 あれから、つまり、「プロジェクト・パーム」にとって最後の出版計画が頓挫してからちょうど1年の歳月がたった。ところで、PalmOSに絡んだ多くの人々の協力なくして、この物語は誕生しなかったはずだ。それもこれも、PalmOSに絡んだこの本を出版することに賛同してくれた彼ら、彼女たちの強い思いが、ここまで私にこの本を書かせてくれたと言える。具体的に、取材や調査などの面で、彼ら、彼女たちから多大な献身をいただいたのも事実だ。だからこそ!私自身のモチベーションを越えて、私にはこの本を何とか世に出さなければならないという義務がある。ところが、2004年初頭から夏までの期間、私は様々なことに忙殺されて、この義務を果たすことが出来ないまま半年ほどの日々を無為に過ごすことになった。その間、私がこの本のために続けていた唯一の作業はたったひとつ。本を出版する時のための出撃基地としてのサイトの運営を継続することだった。

 そして今年の夏、少しばかり時間的余裕が出来た私はまず、自分自身の勇気を振り絞るべく、この半年間温めてきた「あるプラン」を実行に移した。まず、2001年末から2年半近く続けてきたサイト「パルマガ」を活動休止にして、現サイトである「Project Palm」を作った。どんなことをしても、この物語を世に発表するんだ、という最後の情熱を実際に形にしていくための、それが最初のステップだった。すると、その意志を汲んで、やはり多忙だったかつての担当編集者も動いてくれた。今度はフリーランスの編集者として、この本を出版するための方策を探ろうと、足を棒にしていろいろ動き回ってくれた。いくつもの出版社や多数の編集者と会ってくれた。すべては、この物語を本として出版してくれる会社を探すために!本当に一生懸命、編集者は動き回ってくれた。

 ところが!

 2004年秋、我々は、ついに万策尽きた。もはや打つ手を失ってしまった。このままでは、私の物語を出版するための方法はもはや存在しないというスタートラインに、私は再び立ち戻っていた。

 …という訳で、もの凄い長い前フリだったが、ここからが本題だ。

 <本 題>

 私の書いた物語「プロジェクト・パーム」を出版するための方法について、皆さんからお知恵を拝借したい!

 もはや手は尽くした。もちろん、自費で出版するなら、それが<紙の書籍>であるにしろ<電子出版>であるにしろ、今すぐにでも出来る。だから、出版のためのアイデアが見つからなければ、最終的に私はそうした自費出版の道を歩み始めるはずだ。しかし、今回は「最後の悪あがき」をしたいと思う。つまり、とってもわがままなことだけど、自費出版以外の方法を探りたいのだ。実は、<電子出版>(商用)に関してはすでに、某社より好意的なご提案をいただいている。しかし、それでもまだ最後の悪あがきをしてみたいと思ってこの文章を書いている。この物語をより多くの人たちの目に触れて貰うために<紙の書籍>として出版するための方策はもはやないのか、という本当に最後の悪あがきをしたいと思う。

 「こういうアイデアがあるよ」という企画提案でもいい。「うちの会社から出版しませんか?」という具体的アプローチでもいい。とにかく、何かアイデアをわけて下さい。お願いします!

募集!
プロジェクト
パーム大作戦

<応募内容>

「プロジェクト・パーム」という本を<紙の書籍>として出版するためのアイデアや、具体的なご提案を募集します。

<応募方法>

電子メールで、コチラ(機長宛メール)まで!

<〆切>

2004年10月31日24時(日本時間)まで。

<公開/非公開>
 
そもそもが公開を前提とした企画ではありませんが、場合によってはウェブ等でそのメール内容を公開して、さらなる追加意見を求めたくなる場合なども考えられます。そこで!原則として、メール内に「非公開」と書いてくれれば、ウェブ等で黙って発表することはいたしません。ただし、見落とし等のミスが発生することは避けたいので、出来るだけハッキリとわかりやすく書いて下さい。もっとも間違いが少ないのは、Subject欄に【非公開】等の文字を加えることです。

<対価>
 
正直、私から感謝の気持ち以上の対価は、まったくありません。あるとすれば、どんな形にしろ、この本を出版することぐらいです。それでもいいよ、という方のみご協力下さい。

プロジェクト・パーム出版実行委員会
 (お問い合わせはコチラのメールまで!)

PPP〜プロジェクト・パーム大作戦

2004-10-19 | Project Palm 直接リンク

コメント