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2004/10/26

ちょっぴりほろ苦いダーク・チェリー

 話題のMacOS Xエミュレータ「CherryOS」のサイトに、昨日新しいコメントが載った直後、Wiredにもそれに関する記事が登場した。

■渦中の『チェリーOS』、正式リリース日を11月25日と発表(Wired)

物議を醸すマック・エミュレーター『チェリーOS』無料試用版のダウンロード提供が11月25日(米国時間)から開始されることが、米マウイXストリーム(MXS)社のウェブサイトに掲載された声明で明らかになった。

 この記事を読む限り、MXS社が一時的にリリースしたらしいソフトウェアは限りなく疑わしい製品だったようだ。

ワイアード・ニュースのためにプレリリース版のチェリーOSを検証した、ウィスコンシン大学の上級システムエンジニア、デイブ・シュレーダー氏は、チェリーOSがペアーPCをもとに作られたことは間違いないと断言する。「かなり確信を持って、まさにペアーPCだと言える。速度にしても、他の面にしても、改良された点はまったくない。単なるペアーPCなので、ネットワークを稼働させるにしろ何にしろ、ペアーPCが使っている手法を採用せざるを得ないのだ」

 という訳で、問題はMXS社が自己主張した11月25日を守る気があるのか?そして、守るつもりなら、どうやってその日をやり過ごすのかに、次なる焦点が移ったようだ。少なくとも私自身は、安易な夢を見ることは自分の精神衛生上良くないことだということだけは悟った。

2004-10-26 | Project Palm 直接リンク

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