« 思い出した、あの頃のこと。 | メイン | 啓蟄? »

2005/02/17

意外な数値の意外な理由

 増えるなんて、いつ以来だろう?でも、気配は激増したRIMが怪しい。結局はカテゴリの境界線の問題?

■Gartnerレポート:2004年のハンドヘルド市場は7%の増加(Palmfan)

PalmInfoCenterが「Gartner: Worldwide PDA Shipments Grew 7% in 2004」を掲載していました。ガートナーの最新レポートによると,昨年2004年の世界におけるハンドヘルド(スマートフォーンを除く)の出荷台数は12,286,519ユニット,palmOne, Incは台数ベースのシェアで30.3%とトップ,しかし,2003年からはマイナス5.9%となっています。

 でもって、元原稿がこちら。

■Gartner: Worldwide PDA Shipments Grew 7% in 2004(PIC)

 palmOne社は収益ベースでは1位の座をHPに譲ったものの、台数ベースではHP社に勝っている。とは言え、そんな小さなパイ生地の中の争奪戦よりも大切な収益&台数の両面でPDA全体の数字が2003年の時より伸びていることについてだが、数値をじっくりと眺めてみると、他社が微増または微減に終わっている中、前年度よりも圧倒的に収益&台数を伸ばしたRIMのおかげと言い切ってもいいようだ。そう、つまりは、プチスマートフォンとも言うべきRIMがPDAカテゴリに残っていてくれたおかげで、PDAカテゴリも微増したと言ってもいいようだ。この事実から目を背けたらまったく意味がなくなってしまいそうな数値だ。

2005-02-17 | Project Palm 直接リンク

コメント