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2004/11/19
太公望…じゃないよ
昨日の朝「太公望」という記事を書いた。我が家のメールボックスにもついにVISA日本語版のフィッシング詐欺メールが届いたよ、という話だったのだが、その記事を書き終えた直後には、該当メールからリンクされていたフィッシング詐欺ページが消えていた。逃げ足の早い奴らだ。と思ったら…
その数時間後後にはまたまた同様のフィッシング詐欺メールが届いた。そしてリンクされた場所を開いてみると、直前に消えたフィッシング詐欺ページよりも進化したページが登場していた!それがコレだ!
↑上記画像をクリックすると拡大画像が出てくるが、かな〜りデカいよ!
昨日の朝のページ(拡大版)を比べてみると、ほうら。
作りかけだったページがずいぶん完成に向かっている。昨朝は怪しすぎた「ATMの暗証番号入力と同じ方」と「ATMのパスワードを入力して下さい」の二行は消えて新しい記述に変化している。もちろん、このページもほどなくして消えた。相変わらず逃げ足の早い奴だ。もしくはVISAが放った公儀隠密が鋭いのか?
とまあ、この詐欺団は、必死に逃げながら、バージョンアップを重ねているようだ。気をつけよう!
ところで!
フィッシング詐欺を紹介している私の記事が、フィッシング詐欺まがいの詐欺行為を犯してしまったことを、ここで懺悔しておかなければならない。まずは、いつもこのサイトを応援してくれている古くからの読者、入倉忍さんからの以下のようなメールを読んで欲しい。
どもども。入倉です。"太公望"についてですが。私も以前勘違いしていたのですが、
フィッシング詐欺のフィッシングって釣りじゃないんですよね。
英文のスペルを見て違うことに気づきました。
他の方からもメール来てるかも知れませんが一応報告と言うことで。
まさかと思って該当ページを開いたら…
×Fishing(釣り) ○Phishing(フィッシング)
さて、ここで疑問はまだ残る。「Phishing」って言葉の意味は何だろう?音も意味も「fishing」にそっくりなのに、なにゆえ「Phishing」なのか?
■phishing——だましのメールに釣られるな(IT Pro)
ユーザーを釣るということで,意味的にはfishingなのだが,phishingと書く。なぜ“f”ではなく,“ph”なのか。辞書には載ってないようなIT用語を解説する「Word Spy」によると,ユーザーを釣るためのえさ(メール)が“sophisticated”されているためだという。
ウソのような本当の話だ。ま、その詳しい語源はともかくとして、FishingがPhishingになっちゃあたりが、まさにフィッシング詐欺っぽくていいなと思う。
とにかくフィッシング詐欺には気をつけよう!
※ちなみに、ココはフィッシング詐欺じゃないからご安心を!
2004-11-19 | Project Palm 直接リンク