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2004/11/02

バベルの塔

 ソニーが作った世界最小電子辞書の記事って見た?

■世界最小・最薄の電子辞書、ソニー「EBR-S8MS」「EBR-S7MS」(ITmedia)

 この製品がいいとか悪いとかじゃなく複雑な気持ちになるよね。そんな気持ちを、とっても好意的に解説してくれたのが以下の記事。

■いいとこは見習え(くりっとCLIE!)

ま。同じ社内にありながら開発部門は、CLIE・電子辞書ともにそれぞれべっこの道を歩んでおりましょうけれど。せっかくですからいいもんはどんどんパクっていきましょうよ。携帯電話についてたディスクジョグをCLIE VZ90にパクったという実績もあります(人聞きの悪い)し、同じ社内ですから訴えられてヒーてなことにもならんでしょう。CLIEの次代に、いろんな改良をされた良い製品が出ることを祈っている、一Palmユーザーでございます。

 そうそう、今回の電子辞書とCLIEの関係に限らず、最近のSONYではこの手の混乱ぶりが激しいように思う。かつてはメモリースティックだ、ジョグダイヤルだと、本当に不気味なほどの統一歩調をとれていた会社が、今ではカンパニーごとにバラバラな夢を語っている。

 そんな最近のSONYについて考えながら、「バベルの塔」の故事を思い出した。

創世記11
 
ノアの洪水の後、人間はみな、同じ言葉を話していた。
 
人間は石の代わりにレンガをつくり、漆喰の代わりにアスファルトを手に入れた。こうした技術の進歩は人間を傲慢にしていった。天まで届く塔のある町を建てて、有名になろうとしたのである。
 
神は、人間の高慢な企てを知り、心配し、怒った。そして人間の言葉を混乱(バラル)させた。
 
今日、世界中に多様な言葉が存在するのは、バベル(混乱)の塔を建てようとした人間の傲慢を、神が裁いた結果なのである。
 
アート at ドリアン 西洋絵画史より)

 ガンバレ、SONY!…と、今週も応援しておく。


※と…、話の焦点がよじれっぱなしの記事だけど、最近、くりっとCLIE!が抜群に面白い!

2004-11-02 | Project Palm 直接リンク

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