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2004/11/09
微妙な二つの効能
フランスはパリのニュースだと、なんだか小粋な気がしてくるのはなぜだろう?たぶん気のせいだと思うが…。
■像に触ると新たな恋? パリ、墓の「効能」で騒動(asahi.com)
パリで話題のお墓の「効能」をめぐり一騒動が起きた。ここ数年、墓上に横たわるブロンズ像に触ると新しい恋が始まる、妊娠する、といったうわさが女性の参拝者を呼び寄せ、集中的にこすられた部分が異様に輝いてきたためだ。墓地の管理事務所は独断で鉄さくを設けたが、このほど現地を視察したパリ市担当助役は「よくある話。さくは場違いだ」と撤去させた。
微妙だな、っと思ったのは、その効能として、「新しい恋が始まる」と「妊娠する」が並列で並んでいることだ。
そもそも「新しい恋が始まる」も、「妊娠する」も、それぞれ多くの場合、女性にとって慶事であることが多い。しかし、「新しい恋が始まる」と「妊娠する」が同時に起こってしまった場合、それはかなりの確率で災難になる。
一番よくありがちなのは、「新しい恋が始まる」と「妊娠する」の相手がそれぞれ別人だった場合。人生の皮肉という奴なのか、これはしばしば起こる現象だ。そう、「妊娠」の種は新しくない方の種だったりする。この場合、解決方法は二つ。血液型などを無視して、妊娠を新しい恋のせいにするか、何ごともなかったかのように新しい恋に走るか?そしてもうひとつのケースは、「新しい恋が始まる」と「妊娠する」の相手が同一人物の場合だ。この奇跡的な慶事のおかげで、ごくごく稀に女性は幸せになれるが、多くの場合それは「早すぎる!」という理由で不幸になる場合も。ただし、女性側に相手をねじ伏せるパワーがあれば、お互いの年齢にもよるが「出来ちゃった婚」になだれ込むという荒技もあるが…。
とまあ、必ずしも幸せとばかりも言えない慶事が二つ同時に起こったらどうするんだよ?という心配がどうしても抜けない、フランスはパリの小粋な風習だ。
あれ、もしかして巣鴨のアレももしかして、効能が同じだったりする?まさか!
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2004-11-09 | Project Palm 直接リンク