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2004/10/12
AIBOは見た!
いつ使うかわからない10個の楽しそうな機能よりも、たった1個の便利な機能がすべてに勝るなんてことがしばしば起こる。果たしてこの新機能は、そんな1個になれるんだろうか?
■留守宅守る「番犬」アイボ ソニーが発表(CNN)
新型アイボには、顔の部分に動画・静止画を撮影できるカメラと、動くものや物音を自動検知するセンサーがついている。充電器に置いて「お留守番モード」に設定すると、侵入する動きや物音があった場合、その方向に顔を向けて写真を撮影し、録音を始める。無線LAN機能を備え、撮影した写真をすぐに持ち主の携帯電話へ電子メールで送ることもできる。映像と音声は帰宅後にパソコンで確認できる。
以前も紹介した「漠然とした不安」をフォローする留守番商品。流行なんだろうか?
でもって、実際に留守宅で起こったトラブルを電子メールで送ってくれるというのは嬉しい機能だなとも思うのだが、留守宅に侵入した悪漢を追い出す訳でもなく、侵入をこっそりと電子メールで送るという機能は、けっこう便利だなと思う反面、「番犬」というイメージからは少し遠いな、と思う。「番犬」なら、吠えろよ!噛めよ!とついつい思ってしまう。そういう意味では、吠えるより噛むより「見る」とか「チクる」に徹したこの製品は、「番犬」ってよりも「家政婦」とか「近所のおばちゃん」って感じだ。
私自身はこの機能、結構便利かもしれないと思いつつ、価格を考えると、何も「犬ロボット」じゃなくてもいいかな、とも思う。電子メール転送機能つきの防犯カメラが出たら、そっちでいいかも。値段を考えると、AIBOそのものが盗まれちゃう可能性だってないとは言えないし…。
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2004-10-12 | Project Palm 直接リンク