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2004/09/21

踊り続ける花嫁

 カリスマはいつも歴史の破壊者でなければらない。ただし、それがエンターテインメントの世界であるなら、あまりに斬新すぎない程度の快適な破壊者でなければならない。

■ブリトニーズ・スピアーズ、ダンサーの婚約者と挙式(REUTERS)

米TV番組「アクセス・ハリウッド」は19日、ポップ歌手のブリトニー・スピアーズ(22)が、カリフォルニア州スタジオシティーの一般住宅でダンサーのケビン・フェダーラインさん(26)とプライベートな結婚式を挙げたと報じた。

 ついに出たか!たぶん、流行るぞ、「一般住宅婚」!まさに時代の空気にピッタリ!

スピアーズはことし1月2日に高校時代のボーイフレンドと電撃結婚したが、3日後に離婚している。

 これ、10代の気分ならわからないでもない。でも、こんなのが流行っちゃうと「結婚」の価値はますます軽くなって、さらに収拾がつかなくなりそうな気もする。これも時代の空気。

 こうして、良くも悪くも21世紀の可愛いカリスマは、ライフスタイルの面でも新しい免疫を作り続けていく。


※この記事だけ見ると、左横の写真はそんなスピアーズの結婚式姿にも見えるが、もちろん違う。写真をクリックして初めて登場するページにあるキャプションを読んでその真相が初めてわかる。

写真は03年8月、MTVビデオ・ミュージック・アワードで歌うスピアーズ

 「ちょっとズルいぞ、ロイター!」と思いつつ、スピアーズにとっては願ったり叶ったりかも、とも思う。

2004-09-21 | Project Palm 直接リンク

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