2004/10/16

コインの裏表

 昨日(15日)の夕方頃、Googleニュースで見つけた偶然!…いや、必然か?


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 <社会面>のトップ記事がコレ!

■大きな余震の可能性低い 与那国町の震度5弱の地震(河北新報社)

沖縄県与那国町で15日午後1時すぎに震度5弱、マグニチュード(M)6・6を観測した地震について、気象庁は「沈み込むフィリピン海プレート内部で起きた地震とみられ、大きな余震が起こる可能性は低い」などと説明した。(中略)一方、台湾当局が発表したマグニチュードと気象庁の数値が異なる点については「算出方法が異なるため、違う値となった」としている。

 でもって、その右隣の<国際面>のトップ記事がコレ!

■台湾近海で強い地震、被害報告なし(REUTER)

台湾の中央気象局によると、現地時間15日午後零時8分(0408GMT、日本時間午後1時8分)ごろ、台湾近海で強い地震が発生した。(中略)震源地は、台湾北東部・宜蘭の東110キロの地点。地震の規模を示すマグニチュードは7.0。地震は1分近く続いた。

 まったく別のニュースのフリしてるけど、もちろん同じニュースだ。それを日本(与那国島)側から見た記事と、台湾側から見た記事だ。同じニュースなのに、どうして別の記事になってしまったのか?与那国島と台湾は、もちろん別の国だが、地理的関係では以下のような状態にある。

 めちゃくちゃ近い。その距離は、およそ100キロほどだという。

 上の地図が出ているページには、他にも面白い地図が載っていた。

■那覇を同心円の中心に置いた地図(沖縄県の地図のページ)

 これを見ると、与那国島から台湾までが100キロほどなのに、与那国島から東京までの距離はなんと2000キロ以上も離れていることがわかる!日本って、広いな、大きいな。意外と!


※ちなみに、気象庁が発表した、この地震の情報はコチラ!

■地震情報 平成16年10月15日13時13分(気象庁)

※さらにちなみに、マピオンの地図で「与那国島」を表示するとこうなる!なんと、日本の領域外は真っ白に表示されてしまうのだ!初めて知った!

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2004/10/09

女心と歴史遺産

 子供の頃。あの「大阪城」が鉄筋コンクリート建築だったことを知った時よりもショックかも!

■「ぱもなが」の会場(Uri D)

昨日公式サイトのWhat's Newに追加された「一次会の会場が変更になります。」の件です。
「PalmもってこいNagasaki」の会場が変更になりました。
 
<新会場>
長崎出島ワーフ2Fビストロ「長崎ぶらぶら邸」
長崎市出島1-1-109 TEL:(095)825-3638

 さて、そんな記事の中、驚いたのはこのニュース!

ちなみにみなさん。長崎に出島はもうない、って知ってました?

 出島がない?!…そんな馬鹿な!もしかして戦争の悲劇がこんなところにも?!

 そこで、調べてみると…長崎の出島は今、こんなことになっちゃってるらしい!

 つまり、開発に開発を重ねてつながっちゃった、と。…ちょっと、ショック!

 ちなみに、真上の地図の出島の白抜き文字のすぐ下に見える「出島ワーフ」という場所に、今回の「PalmもってこいNagasaki」の新会場があるらしい。


※関係ないけど、こんなページ見つけた!(※音声付きの動画が出るページだから気をつけてネ)
■みてみて長崎(←ずいぶん積極的なアピールだなぁ)

※さらに関係ないけど、大阪城は鉄筋コンクリート建築なのに、最近ではその建築に評価が高まっているという情報もある。ただし、「初期鉄筋コンクリート建築としての評価」

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2004/10/03

活火山と死火山とナポレオン

 正直に告白しよう、数日前から「セントヘレンズ山で噴火の可能性」とかのニュース記事が出始めた時から、私は心の中で大きな勘違いをしていた。

 そう、今日も似たような記事がウェブに出てた。正確に言うと、事態は数日前よりも切迫したようだ。噴火の可能性は明らかに高まったようだ。

■セントヘレンズ山、再噴火の恐れ 観光客に退避警告(asahi.com)

米地質調査所は、1日に24年ぶりに噴火したワシントン州南部のセントヘレンズ山(標高2550メートル)が再噴火する恐れが「50%以上ある」として2日、周辺地域から即時退去するよう観光客らに警告した。

 ところがまだ私は勘違いを続けていた。その勘違いが吹き飛んだのは、記事をちゃんと読み始めてからだ。「ワシントン州南部」????!…あれ?

 私はずっと勘違いをしていた。セントヘレンズ山って、「この島」にある火山だとばかり思いこんでいた!「この島」とはつまり、この島のことだ!

■この島

 つまり、「この島」の中央に巨大な火山があるのだと思いこんでいた。

■セントヘレナ(St. Helena)

 そう!ナポレオン最後の流刑地として有名なあの島だ!(こんなに遠いところだったのか!)

 何はともあれ、大勘違いだ!!!(島は「St. Helena」で火山は「Mt. St. Helens」!)

 しかも、真上のリンクページにはこんな驚くべき事実が出ていた。

アメリカ、カリフォルニア州にはセントヘレナ山という死火山があります。

 マジかよ?!

■セントヘレナ山(カリフォルニア・サクラメント滞在記)

 ここの表記はまさしく「島」と同じく「Mt.St.Helena」だ。米国ワインに詳しい人や、シリコンバレー暮らしが長い人ならよく知ってるはずだ。そう言えば、Palm Trotterのナパ・ワイナリー紀行にも最近出てた!

 つまりだ。南大西洋上には「St. Helena」という島がある。それとは別にアメリカはカリフォルニア州には「Mt.St.Helena」という「死火山」があり、同ワシントン州には「Mt. St. Helens」という活火山がある、と。そういうことだ。

 ややこしいったら、ありゃしない!

 ちなみに、ワシントン州の火山セントヘレンズ山の20年前の噴火については、DVDなんかも出てるらしい。

■セントヘレンズ火山 大爆発の猛威

 やっぱり噴火マニアとかが買うんだろうか?さて、リアルタイムでこの山のことが心配な人はこっちのライブ映像を見るという手もある。

■Mount St. Helens VolcanoCam(USDA Forest Service)

 さっき見たら真っ暗だった。噴火後だったからじゃなく、どうやら現地が夜中だったからのようだ。


※関係ないけど、日本では「St.」のことを「セント」よりも、なぜか「セイント」と読むことの方が多い。

2004-10-03 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2004/10/01

ピトケアン諸島の夜は更けて

 先日、哀しい孤島の物語を紹介した「ピトケアン諸島の長い夜」の続報。

 あれから見つけたサイトの中に、凄いページを見つけてしまった!

■Who's Who on Pitcairn(Pitcairn Lsland Web Site)

 なんと、驚くべきことに、このページには島民すべての名前(数名欠けているようだが…)が載っている。おまけに、中には画像つきのものも。しかも、「2004年9月21日の情報に基づいて更新」という記述(もちろん英語)まである!つまり、裁判の直前だ。トップページには生まれたばかりの赤ちゃんの写真も!なんとも不思議な気持ちになる。

■ピトケアン島の地図(Pitcairn Lsland Web Site)…pdf書類

 そして、ピトケアン政庁の公式HPはコチラ。

■PITCAIRN ISLANDS(Pitcairn Island Government Web Page)

 非常に美しい砂浜の写真が出ている。写真といえば、さきほどのサイトにこの島の写真を全部集めたんじゃなかろうかというほどの量を載せたアルバムページもある。

■The Pitcairn Island Photo Album(Pitcairn Lsland Web Site)

 最初は島の景色から。そりゃもう、これでもかってほどの写真がリンクされている。

 とにかくもう、事件のことが頭にあるだけに、島のことを知れば知るほどに哀しくなってしまう。じゃあ、調べなきゃいいじゃん?…まあ、そうなんだけど、やっぱり気になって調べてしまう、そんな島なんだよね。

2004-10-01 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2004/09/29

ピトケアン諸島の長い夜

 パルマガ時代の「ナウル騒動」を覚えているだろうか?あれ以来の衝撃を受けたニュース!

■人口47人の孤島で、住民の男半数が裁判に 南太平洋(Sankei Web)

南太平洋のピトケアン諸島(英植民地)で、女性暴行などの罪に問われた男性住民7人に対する裁判が近く始まる。同諸島の人口は47人で、被告は成人男性の約半数に上る。有罪判決を受け収監されれば、住民生活に深刻な影響が出そうだ。1999年に英国の女性警察官が同島を訪れた際、住民の女性が性的虐待を訴え、事件が明るみに出た。訴追内容の詳細は明らかにされていないが、被告7人は女性暴行や児童虐待など計96件の罪に問われており、40年前の事件も含まれている。

 これはかなり衝撃的なニュースだぞ!という訳で、検索してみたら、この島ピトケアン諸島について非常に詳細なリポートを載せているサイトが見つかった。

■性風習か強姦かで揺れる反乱水兵の「落人島」〜ピトケアン島(世界飛び地領土研究会)

「絶海の孤島」という表現が世界で最もピッタリ来る場所が、南太平洋の英領ピトケアン島だ。人口わずか45人ほど。一番近い有人島のマンガレバ島へは400km、政庁があるニュージーランドまでは5310kmも離れ、飛行場は無く、外部との交通はニュージーランドから北米へ向かう貨物船が3ヶ月に1回寄るだけというから、相当なものだ。一体なぜこんな辺鄙な場所に住みついた人たちがいるのだろうと思いきや、辺鄙な場所だからこそ住みついたのが真相。この島はバウンティ号反乱事件の首謀者たちの子孫が住む「落人島」なのだ。

 …という文章で始まるこのリポートは、18世紀に人が島に住み着いたところから現在まで非常に事細かにこの島の歴史を物語っている。その歴史はあまりにも壮絶だ。是非読んでみて欲しい!かなり暗い気持ちになるかも!

 上記のサイトとは別に、このピトケアン島で金環皆既日食を観るツアーのページが見つかった。

■ピトケアン諸島で皆既日食を見る方法(黒い太陽にロマンを求めて)

 このページに出てる地図を観ると、この島の地政学的な孤立ぶりがよくわかる!


2004-09-29 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)

2004/08/23

名前に罪はない

■「こだわり会館」現場主義を貫いた「珍名」への旅(asahi.com)

 「エロマンガ島」なんて島があったとは?!あ、ルポも発見。

■エロマンガ島(あんきょのホームページ)

 …と思ったら、どうやら作者は同一人物らしい。でもって、このサイトには「世界の『珍名』所大集合」というページがあって、かなり凄惨な地名が並んでいる。銀座のイタリアン料理店の名前になってる「スケベニンゲン」ぐらいは知ってたけど、中央アフリカのチンコ川とか、アリゾナ州のアホなんて街は初めて知った。他にも楽しい地名が一杯だ!すげえなと思うのは、このサイト主宰者は、これら珍名場所の制覇を目指していることだ。マジすげえ!

参照●悲劇の島エロマンガ島(人類学の遊園地・大介研究所)

 …なんか、トリビアっぽくなっちゃった。あ、もしかして、もうやっちゃってる?!


※マジで?>ムンクの「叫び」盗まれる 白昼、オスロの美術館から(asahi.com)

“目撃者の話では、強盗は覆面で顔を覆い、館員の頭に拳銃を突きつけて脅した。「叫び」と「マドンナ」の2作品を外し、美術館前でエンジンをかけ放しにしておいた車に運んで逃走した。”

2004-08-23 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)