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2004/12/21

ロボットの真実

 生物を食べて動くロボットと聞くと、ちょっとばかりゾッとするが、実はそんなロボットが地球上にすでに存在していた!…という話。

■ハエや腐ったリンゴを食べて動くロボット(WIRED NEWS)

イギリスのブリストルにある西イングランド大学の研究チームは、自然環境に存在する物質を動力源とする自律型ロボットの開発に取り組んでいる。(中略)しかし今のところ、餌として死んだハエや腐ったリンゴを与えられているこのロボット(写真)の動作は緩慢だ。MFCに燃料として8匹のハエを直接投入されたエコボットIIは、最速でも15分に2〜4センチしか移動できない。

 なんと!ハエからエネルギーを産み出すロボットであり、成功すれば自給自足も可能なはずだが、現在のところ、ハエをとるほど俊敏な動きは出来ないそうだ。つまり、ハエを捕れば動けるがハエは捕れない自給自足ロボット。このページに動画がある。本当にムカつくくらいに遅くて、わずか75cmほどを5分ほどかけて移動する。てことは時速9メートル!ハエを自分で捕れる日まで、あとどれぐらいかかることだろう?

※ところで記事中にはこのロボット(EcoBot II)のライバルとして、角砂糖を動力源にして動くロボット「Gastrobotics」が紹介されている。ホームページTopのイラスト(どうやら公式マスコットらしい!)を見てまず驚き、本物の写真を見てもう一度驚く。(絶対オモチャだろう!)

2004-12-21 | Project Palm 直接リンク

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