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2004/12/10

正確には、皇帝ペンギンの上の手のひら…らしい。

 さて、昨日の記事「手のひらの上の皇帝ペンギン」でも速報で紹介したが、PalmSource社が中国のソフトメーカーCMSを買収して以来、米語圏のPalmコミュニティ周辺では大騒ぎだ。果たして、PalmOSをLinux上で開発するとはどういうことなのか?

 まずは、ITmediaの日本語記事を読んでみる。

■PalmSourceが中国のCMS買収、LinuxバージョンのPalm OS提供へ(ITmedia)

LinuxバージョンのPalm OSに進出する計画で、買収によって製品の幅を広げてあらゆる価格帯の携帯電話に対応したソフトを供給でき、世界で顧客層拡大につながると説明している。CMSは携帯端末向けのLinuxを開発しているほか、各種携帯向けアプリやスマートフォン向けOSを手掛けている。将来的に、これらソフトにPalm OSと同じルック&フィールおよびデータの互換性を持たせる計画。

 なんとなく、わかったような、わかんないような…。

 だもんで、Palmfanでも紹介されていたSimple-Talksの解説記事を読んでみる。

■Palm OS for Linux(Simple-Talks)

 とってもわかりやすい文章なので、詳しくは全文を読んで貰うとして、概要だけを無理矢理抜き出せば、以下のような感じ。

今回の発表はPalmSource社が独自に開発してきたPalm OS Coreの代わりにLinuxを用いるというものです。その上に載るPalmOS Surfaceは大きくは変わらないでしょう。Palm OS 5が登場したときにPalm OS CoreがAMXからPalmSource独自のCoreに代わってもユーザーが全く気がつかなかったように、Palm OS for linuxも見た目はこれまでPalm OSと全く変わらないでしょう。

 なるほど。上記記事には、しばしば勘違いされやすい「Linuxを搭載したZaurus」との違いも紹介されている。あはは、とっても的確!

2004-12-10 | Project Palm 直接リンク

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