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2004/11/23

ITコインランドリー

 人生のある時期、異常なまでにお世話になったもののひとつにコインランドリーがある。本当にお世話になった。今回はそんなコインランドリーに関する最新情報。

■洗濯が終わるとメールが届く「ITコインランドリー」(ITmedia)

三洋電機テクノクリーンは、コインランドリーをネットワーク化する「ITランドリーシステム」を開発した。利用者は携帯電話などを使ってコインランドリーの“空き情報”を検索できるほか、「運転終了お知らせメール」が届くといったサービスも。

 最寄りの空きコインランドリーを探して冬空の下を歩き回ったり、コインランドリーの終了タイミングを計りかねて熱すぎる真夏のランドリー前で雑誌を読みふけった記憶がある。そんな、あの頃の私なら、これらの新機能、今すぐにでも欲しい機能ばかりだと言える。

 ただし、このコインランドリーをユーザが直接買う訳ではない。買うのはコインランドリーのオーナーだ。だから、彼らがこれを買ってくれないと、せっかくの便利機能も享受できない訳だ。とくに、「空き情報」などは多数のコインランドリーが協力してくれないとあんまり意味がない。

 もちろん、このハイテク・コインランドリーには、末端ユーザだけでなく、オーナーさんのための便利機能も搭載されている。

一方、コインランドリーのオーナーは、パソコンや携帯電話からインターネット経由で店舗にあるランドリー機器の設定(料金、ポイントなど)を変更したり、売り上げ情報の取得などが行えるという。機器に異常が発生した際、メールで通知する機能も備えた。

 こうした機能のために、オーナーさんが用意するお金はだいたい以下の通り。

価格は、1店舗に1台必要なデータコントローラ「DCS-210DTC」が18万9000円。個々のランドリー機器に取り付ける通信インタフェースキットが1万7850円〜4万7250円。ICカード対応の接続キットは1万500円〜3万9900円(別途ICカードユニットおよび取り付けキットが必要)など。インターネット接続にはNTT地域会社のフレッツサービス(ADSLもしくはFTTH)を利用する。

 さて、ここでよく見るコインランドリーの営業形態を思い出してみる。ごくごく一部の例外を除けば、オーナーさんがこのハイテク・コインランドリーを購入してくれる可能性は、とっても低いようにも思うのだが、どうだろう?今回の新製品、末端ユーザにとってはとっても便利な機能を持っているだけに、何とかなって欲しいとも思いつつ…。

2004-11-23 | Project Palm 直接リンク

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