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2004/09/09
真夏の落球
アッという間の出来事だったらしい。
■宇宙探査カプセルを空中キャッチ、決定的瞬間を生放送(Wired)
ユタ州の砂漠のはるか上空で8日(米国時間)、想像を絶する離れ業が演じられようとしている。ヘリコプターを操る2人のスタントパイロットが、「太陽のかけら」が入った宇宙からのカプセルをキャッチし、無事に地上に下ろすという計画だ。2人のパイロットが最も心配しているのは、テレビで生放送されるというのに失敗したらどうなるかということだろう。そして、その可能性は十分にある。両パイロットによると、難易度の最高を10とした場合、この仕事の難易度は8から9だという。
上の記事を読んだのは、ついさっき(更新されたのは日本時間8日のどこか…)のことだった。こんな写真まで出てたのに…!
■NASA、カプセル空中捕獲失敗 地球外サンプル消失か(asahi.com)
カプセルは大気圏に突入した後、パラシュートでゆっくり落下する予定だった。上空でヘリコプター2機が待機したが、カプセルはそのままユタ州の地面に激突した。このサンプルは、NASAの宇宙船アポロや旧ソ連の無人探査機ルナが月の石を持ち帰って以来、約30年ぶりの貴重な地球外サンプルだった。
合掌!…まさに、「身も蓋もない」状況らしい。
参照●Genesis set for stellar return from space(CNN)
こちらは落下前の記事。見事に開いたパラシュートの想像図も!
●Genesis spacecraft crashes in desert(CNN)
こちらは落下後の記事。哀しすぎる写真も!
2004-09-09 | Project Palm 直接リンク