« 羊の皮を着る限り、iPodは間違いなく羊でいられる。 | メイン | コバルトの夢… »

2004/10/13

無線LANの坂本龍馬になれるか?

 さて、コンセプトのとっても楽しみなサービスが始まった。心意気や良し!ただし、本当にまだ始まったばかりなので…。

■ユーザーの本意を汲み取って!(くりっとCLIE!)

「公衆無線LANスポットの探索・利用を容易にするサービスが登場」(CNET Japan)
----------
てなもんだ。ようするに、各社入り乱れの公衆無線LANサービスを取りまとめてるので、ちょいと仲介料を払えば貴方に最適のサービスを毎回教えてあげましょーっていうことらしい。一見他人のふんどしで相撲をとるような“こすい”商売のような気がしないでもないけど。どっこい、ユーザーにとっては、非常にありがたいサービスになる可能性もありますよ。

 この記事、まったく同感。で、こーゆー隙間をしっかりと見つけて埋めていけば、新しいビジネスが生まれるはず。現在、非常に微妙な存在になりつつある「公衆無線LAN」って奴を、このままガジェット雑誌の特集記事の定番ラインナップの一つとして静かな余生を過ごさせるよりも、気合い一発でそこに市場を築いてしまえ!って精神は嬉しい。

 公衆無線LANって奴には、私も非常に興味を持っている分野なので、以下もう少し詳細に見てみよう!

 まずは、これがCNETの元記事。

■公衆無線LANスポットの探索・利用を容易にするサービスが登場(CNET)

利用者は、携帯電話からウェブページにアクセスして近隣の無線LANスポットを検索し、その場で利用申し込みを行ってネットワーク接続が行えるという方式だ。事業者に対する事前申し込みなどは必要なく、即座に利用できるのが特徴となっている。

 うん、いい感じ!いいとこ、ついてるって感じ!

 でもって、肝心の会社、すでにサービスを開始したトリプレットゲート社のサイトはコチラ!

■Triplet Gate

 さて、このページを読むと、もう少しリアルな詳細がわかる。2004年10月1日現在の提携回線事業会社は「無線LAN倶楽部」「モバイルポイント」「みあこネット」の3社のみ。ニュースリリースによると、10月6日付で「ASCII24」もここに加わったらしい。これでようやく4社。無線LANのスポットサービス事業者は大小合わせるとまだまだたくさんある()ので、今後に期待。なお、利用料金はこんな感じ。使い方はこんな感じ。これらをお手軽と見るか、猫の手と見るか、その判断次第で価値が決まる。ちなみに、12月31日までは月額基本料金無料キャンペーンらしいが…。

 私自身は、希望する回線事業会社がまだ提携していないので「待ち」だ。どっちにしても、巨大なファイルの送受信をする機会はそれほどないので、PHSカードを使ったインターネット接続との勝負になる。なかなか微妙な戦い。

2004-10-13 | Project Palm 直接リンク

コメント