« 海外で見た壮大な景色 | メイン | 本当は何とかしたい! »

2009/10/06

私のように当時のことを知らない人間でも

Ban_ppalm2_sq 「Project Palm 2」について書いてくれたブログ、続いては…

 「ビジクリ! -Clie for Business-」さん。

■ProjectPalm 2 読了(ビジクリ! -Clie for Business-)

「Project Palm 1」は海の向こう
本家Palmの物語がメインでしたが、
「Project Palm 2」の舞台は日本、
前半は
日本のPalm界の神様こと
山田達司氏を中心の物語
後半は
Pilotのオリジナルプロダクトマネージャー
ロブ灰谷氏や日本IBM、ソニーなど
企業による日本語版の開発秘話の構成で
スピード感があり、エキサイティングでした。

前半は、
Palm Magazine Vol.15に付属の小冊子
「プロジェクト・パーム」と同じ内容かと思いきや、
より深く心情や情景が描かれていて、
大変興味深く、
私のように当時のことを知らない人間でも(続く

  その文章を読んでるだけで「Project Palm 2」を読みたくなる。そんな素敵な文章をありがとう!!!感謝、感謝、感謝!

 【小冊子「プロジェクト・パーム」について】

 2002年秋に、当時アスキー社から出ていた雑誌「Palm Magazine Vol.15」のオマケとして、小冊子「プロジェクト・パーム」をつけた。こ当時は「プロジェクトパーム」の紙の書籍としての出版が目前だったせいで、そのプレイベント的な意味で物語の一部を公開した。雑誌内にも予告広告を載せた。

 なので、まず何よりも、この小冊子にはそもそも「Project Palm 2」の冒頭の部分だけが載っていて、その後に日本や米国で起こった様々なことについてはいっさい書かれていない。ロブたちが米国で日本語版OSを作るために苦闘したこと、創生期に日本で活躍した人々のこと、IBMが日本版リリースのために動いたこと、ソニーの技術者たちが懸命にCLIEを作ったこと…などが描かれていない。そういう意味で、2002年に小冊子を読んでくれた人には、改めて是非とも読んで貰いたいと思っている。

 また、この小冊子に載っていた物語は、その内容は今回の「Project Palm 2」に比べるとずいぶん違っている。なんと言っても小冊子のそれは2002年当時の原稿であり、それから7年。何度も何度も書き直すうちに、文章が加えられ、削られ、読み比べて貰うとわかるが、その姿はすっかり変わり果てている。私自身が歳をとったことで、かつては描けなかったことも描けるようになったり…。なので、小冊子を読んだ人にはそういう意味でも、是非とも読んで貰いたいと思っている。

じゃ。

2009-10-06 | Project Palm 直接リンク

コメント