« 感激、感動、感謝・・・ | メイン | 私のように当時のことを知らない人間でも »

2009/10/05

海外で見た壮大な景色

Ban_ppalm2_sq 「Project Palm 2」を読んだ読者の方からメールが届いた。続いては…

はじめまして。
shino-jiのPalmware日記のshino-ji(実名でなく済みません)と申します。

さて、ProjectPalm 1・2とも購読し、感想らしい感想も書かずに、私の拙いブログの記事を取り上げて頂き恐縮です。実はProjectPalmを読み終えて、もっと具体的に感想を書こうと考えてはいたのですが、何とも表現しがたい感動に包まれてしまい、文字にならないんですね、これが。自分では結構、気持ちを表現したりするのが苦手ではないと思うのですが・・・。

以前、海外で見た壮大な景色の感想は未だ言葉に表現出来てませんし、表現出来るモノではない・・・、それと同じなんですよ!とにかく感動には言葉には出来ないものがある。Project Palmの印象って、そんな不思議な感じなんです。

私はPalmに出会ったのがClieのOS4搭載機が出てからのことですので、メインメモリも最後には32MBになっておりました。
これがPilotと呼ばれていた時にはわずか数メガしかなかったなんていうのは、ある意味奇跡です。そこに日本語が入っていったとはホントに驚きです。

PDAという言葉が死語のようになった今、これからのスマートフォンも技術が許される限りメインメモリも果てしなく大きくなっていくでしょうけれど、Pilotの開発はまさにこの逆を追究して、限りのある空間に可能性の全てを詰め込んだ、まさにProjectだったんですね。そんな感動を機長さんのProject Palmは私にもたらしてくれました。

iPhoneやBlackBerryなどの最新のスマートフォンに興味が尽きない毎日でありますが、この手のひらの中の奇跡に、何ともいとおしさを感じます。

最後に一言。
買って読んで良かった!
この一言に尽きます。もっとうまく表現出来ればよいのですが、これ以上の言葉にはやっぱりなりませんね。
ProjectPalm 1に続き2のリリース、本当に有り難うございました。続きの3のリリース、今から楽しみにしております。

ではでは。

 メールをくれたのは、先日メールをくれた「shino-jiのPalmware日記」のshino-jiさん!

 こちらこそ、感謝!褒めすぎの感想文に、キャッチコピーまで!(笑)

 もしも、私の拙い文章力を越えて伝わる何かがあったとしたら、それは、PalmOS周辺の人々が持っていた想いの力だ。取材をしながら私は、この小さなマシンに嫉妬していた。これほど多くの、そして素敵な人間たちが思いの丈をぶつけた小さなマシンの魅力に。どんなに私の表現や取材力に限界があったとしても、その事実だけは変わらない。それが少しでも伝わったら、私としては最高だ!

 物語の完結(Project Palm 1〜2)にかなりの時間とエネルギーを使ってしまったので、エピローグ(Project Palm 3)はもう少し先のことになるかと思うが、shino-jiさんのような人がいてくれる限り、頑張ろうと思った。

じゃ。

2009-10-05 | Project Palm 直接リンク

コメント