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2006/02/15

APLじゃなくてALPだよね?

 という訳で、名前は変わっちゃったけど、あのPalmOS(Linux版の方ね!)の未来予想図が発表された。

■PalmSource買収の成果──ACCESS、携帯OS「ACCESS Linux Platform」を発表(ITmedia)

ACCESSは2月14日、スペインバルセロナで開催中の「3GSM World Congress 2006」にて、同社初となるOS「ACCESS Linux Platform」(ALP)を発表した。昨年のPalmSource買収により獲得した技術を取り込んだもので、Palmアプリケーションを完全にサポートするという。SymbianとWindowsが競合するモバイルOS市場で、「オペレータや端末ベンダーに新しい選択肢を提供する」と同社は意気込みを見せた。

 正直、このスマートフォンのための新しいOS(ACCESS Linux Platform)が、どの程度、私たちの知っているPalmOSに似ているのか?それとも似ていないのか?それはまだわからない。でも、PalmOSの流れを汲んだこのOSを積んだスマートフォンが日本から発売されるかもしれない、という近未来の可能性には大いに期待したい!

 ちなみに、上記のITmediaの記事中で、「ACCESS Linux Platform」のことをなぜか4カ所で「APL」と略しているが、たぶん「ALP」の間違いだと思う。「APL」じゃ、ACCESS社の製品というよりAPPLE社の製品っぽい。(苦笑)

 確かにアルファベットだけのOS略称は覚えづらい。でも、スマートフォンだとか携帯電話にOSが入っていく以上、OSの名前が、このように世間的認知を意識しない名称になっていくというのもやむないかと思う。でも、個人的にはもうちょっと親しみやすいコードネームでもついてくれると嬉しい。例えば「aPalmOS」とか?


※日経にも久しぶりに載った…気がする!

■ ACCESS、次世代携帯向け基本ソフト発表(NIKKEI NET)

昨年11月に380億円で買収した携帯情報端末(PDA)ソフトの米パームソースが持つリナックス技術を生かして開発した。世界で42万人の技術者がパームのOS向けに開発してきたソフトも利用でき、今後の品ぞろえの拡大も容易。「リナックスはコンピューター向けで、携帯電話の高性能化を支えるOSとして最適」(鎌田富久副社長)とみている。

2006-02-15 | Project Palm 直接リンク | コメント (0)