« 2005年最初で最高の快事 | メイン | 世界一哀しいダジャレ »

2005/01/09

ロシアン募金

 このサイトでは昨年よりGoogle社とアフェリエイト契約(ごくごく普通のブラウザで開くと、画面右端に出てくる広告のこと!)を結んでいるのだが、正直言って、自分自身でその広告を開いたことはほとんど皆無と言って良かった。もちろん、自分で開いたって意味がないというのが最大の理由だが、実際に開いてみたくなる広告にまだ出会ったことがなかったというのが正直なところだ。ところが昨日私はついに自分から開いてみたくなる広告に出会った。

 それは「子供にふさわしい世界〜夢と希望に満ちた子どもの笑顔。UNICEF子ども最新情報・ご支援情報」というGoogle社自身による公共サービス広告だった。そう、今まさに被害が続いている人類的災害であるスマトラ沖地震に伴うTSUNAMI被害のことが気になっていたので、ついついその日本ユニセフ協会のページを開いてしまった。

 実を言うと、今日の今日まで私がこの災害のために支払った募金の額は、自分自身では納得のいかない金額であった。それはたまたま「とある状況」の中で緊急的に支払ったものだったのだが、社会的な常識云々はともかく、その金額は自分自身の偽善魂を納得させるものではなかった。そんな時にたまたま、この日本ユニセフ協会のページに出会ったという訳だ。しかもそのページからは、クレジットカードを使ったオンライン募金が可能だった。

 最近はフィッシング詐欺も多いので、めったなことではこの種のネット上の代金支払いページを信用しない私だが、何度も何度も調べ直した結果、そのページが日本ユニセフ協会のサイトに間違いないらしいことを確認してから、改めて募金することにした。今度は前回不満だった金額を補うことが出来た。そう、困ってる人たちのために、俺ってイイコトしてるじゃん!という自分の偽善魂をそれなりに満足させることが出来る値段ピッタリの金額!

 さて、言っておくが、「日本ユニセフ協会だから安心」なんてことを言うつもりはない。だって、自分の目で確認した訳じゃないからそんなことは口が裂けても言えない。また、私のページのアフェリエイト広告からリンクされたそのページが本物の日本ユニセフ協会のページだという保証すらも一切ない。しかし、私は私の責任においてそこから募金をした。…という自慢話が今回の記事の主要なテーマだ。

 そう、困ってる人たちのために募金したんだから、そのことを自分のサイトで自慢することぐらいはしてもいいのではないだろうか?値段はともかくとして。…と思った訳だ。だから、この記事は、募金の強制でもなければ、勧誘でもない。ただの自慢だ。それだけだ!

 …と言った瞬間に背筋が寒くなってきた。やっぱりこーゆーことはこっそりやってこそカッコいい。次回からは死んでも発表するもんか!

TSUNAMI


※Google社のアフェリエイト広告には、「公共サービス広告」として、上記の日本ユニセフ協会以外にも複数のボランティア系団体の広告が出る。ただし、それぞれ各自のリスクでそれを利用しよう。私の言った通りにやったけど全然効果ないぞ、とか、自分が募金した団体をよく調べてみたらうさんくさいぞ、とか、それ以前にフィッシング詐欺にあったぞ、とか言われても、私はそこまでの責任は負うつもりはないので、そのつもりで!

※ちなみに、Google社のアフェリエイト広告についてはココとかを参照のこと。なかなか面白いシステムだ。

2005-01-09 | Project Palm 直接リンク

コメント