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2005/01/17

人類の冬休みの宿題。

 あの日以来、ずっと心配していたあのサイトがようやく帰ってきた。ご無事で何よりです。そして、テレビや新聞ではわからない、その生々しい文章に感動する。

■スマトラ沖地震From Thailand

クラビ旅行 3日違ったら・・・

 まずは、当日の筆者の生々しい体験談から始まって、やがて、今回の騒ぎを当地で見守った人ならではのいくつかの重要なコメントが続く。

タクシン首相は地震の翌晩プーケット入りしていました。その時点でプーケットで被災した旅行者をバンコクへ移動させるべく、無料長距離バス、無料国内線が稼動。タイ人、外国人に関わらず速やかに人々をバンコクへ運び、到着後病院で適切な治療が受けられる体制を取りました。外国人については速やかに自国へ帰れるように手続き。現地入りするタイミング、必要な処置の取り方が日本政府の新潟地震に対するものよりも素早く、的確だと感じたのは気のせいではないでしょう。

 そして、続いてのコメントに一番感動したのだが、

またタイ政府が早々と遺体を火葬することを決定。被害にあわれたご家族の方々はやるせないと思います。しかしながら、CNNやBBSなどこちらの放送を見ていると致し方ないかとも思いました。こちらの放送では事実はどんなにむごくてもありのままに放送します。毎日映される硬直し、泥をかぶった何百体という浜辺の遺体を見ていると、常夏の国であのまま放置しておいたら伝染病になることは間違いないでしょうから。

 これらは、日本にいると理屈や感情でしか語れない問題だけに、非常に胸を突くコメントでした。そいて最後に!

新潟地震のときもそうですが、被災地に住んでいない人ができることは、その場所にお金を落とす=募金だけではなく、観光に出かける=ことではないでしょうか。恐らく2月には稼動を始める観光業が多く出てくると思います。(現時点でもノーダメージのホテルでは通常稼動していますが)。1日も早く、綺麗な海と活気が戻ってくることを願ってやみません。

 私などは、いぎたない人間なものですぐに「金、金」言っちゃうのですが、確かにその通りですね。お金と同時に、彼らに「これまで通りの生活」を取り戻してあげることも重要ですね!とくに観光は「お金」だけじゃ戻らない。「人間」が戻ってナンボ?ですからね!(私の場合、今すぐタイに行ける時間的余裕はありませんが…)

 それにしても、本当にご無事で何よりでした!

TSUNAMI


※昨日だったか、新潟の地震被災者の方たちが、義援金をスマトラ沖地震の被災地に送ったという話を聞きました。ちょっと感動。

2005-01-17 | Project Palm 直接リンク

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