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2004/12/14

ワザワイ。

 どうも、最近の「流行語大賞」系の発表って、発表会場に呼べる人を中心に選んでるんじゃないか?スポンサー企業のカラーによって選んでるんじゃないかと思われることが多くなった。その点、コイツは毎年毎年、地味ながらいい味出してくれてる気がする。漢字1文字ということで妙な利害などなく、選考できているような気がする。気のせいかもしれないが…。

■地震・台風…今年を象徴する漢字は「災」 清水寺で発表(asahi.com)

10回目の今年の応募は過去最多の9万1630票。「災」は2万936票(約23%)を占め、韓流ブームを背景に2位になった「韓」(6243票)を大きく引き離した。3位以下は「震」「金」「新」「風」。昨年は阪神タイガースのリーグ優勝を反映して「虎」だった。

 結構リアルだなと思う。今年は「災」が目立ったことよりも、他国の人や文化が大いに流行るという不思議な現象が吹き荒れて、それを越える国内現象や人がいなかったことが凄かった。その結果、「災」が選ばれ、「韓」が2位ながら大きく離された。実は、夏のアテネではかなりの金メダルバブルを経験しているのだが、数が多すぎたせいか、逆にバブル後の印象が薄く感じられる。妙な一年だった。

 ちなみに、これまでの「今年の漢字」が、以下のページですべて見られる。どうやらこの企画、今年でちょうど10回目なんだそうだ。

■1995〜2003年の今年の漢字(2004年「今年の漢字」大募集)

「震」(1995)
「食」(1996)
「倒」(1997)
「毒」(1998)
「末」(1999)
「金」(2000)
「戦」(2001)
「帰」(2002)
「虎」(2003)

 この中でも中庸的な漢字である「食」は、O−157事件や狂牛病絡みの言葉だし、「帰」は北朝鮮拉致被害者の帰国のことだし、正直な話、「金」と「虎」以外はロクな漢字がない。かなりハードな日々!


※私はずっと、この企画は「清水寺の粋なアイデア」だと思っていたが、全然違った。実は「財団法人 日本漢字能力検定協会」という組織のキャンペーンの一環だ。妙なカラーに染まらないことを祈る。

2004-12-14 | Project Palm 直接リンク

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