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2004/11/03

モバとイル?

 私は個人的に、そろそろ「モバイル」というカテゴリの株式分割が必要かも?…と思っている。株式分割という言葉はあまり適切ではないが…。

■モバイルOS:シンビアンのシェアが50%突破(WIRED NEWS)

英カナリス社はこのほど、2004年第3四半期の携帯機器用OSの世界シェア推計を発表した。それによると、シンビアンOSのシェアが50.2%(第2四半期は41%)に拡大し、ウィンドウズ系は20.2%(同22.9%)、パームOSは16.9%(同22.5%)にとどまった。

 という訳で、知らない間にPalmOSはずいぶんと凹んだな〜と思っていたら、この記事には続きがあって…

ただ、米国では全く事情が異なり、パームOSのシェアが43%、ウィンドウズ系が25%で、シンビアンは6%にすぎない。

 ところがこの記事には、さらにこんな続きも!

また、シンビアンが強いのは電話寄りの機種で、PDA寄りの機種に限れば、ウィンドウズ系がシェア45%、パームOSが29%となっている。

 な〜んか、無茶苦茶な数字に見える。普段見慣れた数値とはあまりにもかけ離れている!

 PDAの不振も認めるし、PalmOSのシェア減少も認めるけど、どうにもな〜と思ってたら、canalys社のデータって、毎回どうにも馴染みづらい数値が出ているらしいことを思い出した。

■[1860] やるせなさと、ささやかな喜びと…(パルマガ)
■[2813] 欧州モバイル事情(パルマガ)
■[3550] 数字って難しい(パルマガ)

 ま、そんなことはともかく、冒頭にも書いたように、そろそろ「携帯機器」(上記Wired記事の英語版では「Mobile Device」)という言葉そのものを、分解した方がいいと思う。でないと上記Wired記事のように、「電話寄りの機種」とか「PDA寄りの機種」とか、あんまりデジタルっぽくない表現を使い続けなければならない。これはちょっとかったるい。

参照●Global smart phone shipments treble in Q3(canalys)

2004-11-03 | Project Palm 直接リンク

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