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2004/10/08

お久しぶりネ〜JeffとRob

 たまには、いかにもPalmな話もしないと!何たって、サイトの名前が「Project Palm」だからね!

■2004年 10月 8日 木曜日  ひとりごと(Palmfan)

「Jeff Hawkins Authors New Book, On Intelligence」
Jeff Hawkinsの「On Intelligence」が発売されたみたいです。palmOne, IncのCTOで,Palmを作った人でもあるけど,この人は脳神経学の研究者でもあるんですよね。で,この本はそっち系の本です

■Jeff Hawkins Authors New Book, On Intelligence(PIC)

【手抜き部分訳】この本では、脳がどんな風に機能するのか?という問題に関する持論についての議論や、現代のコンピュータはなぜ知性を持てないのか?についての問題を持論に基づいて解説し、今後、我々人類は今後知性を持ったマシンを開発していくことが可能であると結論づけているようだ。

 う〜ん、僕も興味はあるけど日本語訳はどうだろう?難しいだろうな。原書はAmazon.comで入手可能。

 ちなみに、PICの記事にも書いてあるが、JeffはRedwood Neuroscience Institute(レッドウッド神経科学研究所)の設立者兼上級ディレクターでもある。そして彼は会うたびに言っていた。「本当はゆっくりと脳の研究をしたいんだ!」

参照●On Intelligence

 上のサイトの著者欄にJeff Hawkinsの写真が出てる。ちょっと老けたかな?同サイトには著者にQ&Aみたいなコーナーもあるのだが、いきなり一問目がいきなり「余地は新皮質においてのみ起こるのか?」!…ははは、かつてJeffの基本的な脳理論については勉強した私でも、ちょっと難しすぎる話だ。

 ところで、Jeffと言えば…

■Interview with Mr. Rob Haitani(10-0-0.net)

TREONAUTSにほんのちょこっとだけどロブ灰谷氏のインタビューが載ってる。

 それがこの記事だ。

■Report from the NYC Treo Road Show(treonauts)

【手抜き部分訳】次はロブ灰谷の番だ。彼はpalmOne社の上級製品設計者(master Product Architect)で、これまでPalmOSデバイスのほとんどのユーザインターフェースを設計してきた人物だ。もちろん、初代のPILOTのユーザインターフェースも彼の手になる。
ロブは、自らの仕事に対しての情熱を持った、しかも魅力的な喋り手だ。そんな彼に質問が飛んだ。「T5を設計する前にpalmOne社はユーザの声に耳を傾けなかったように見える。だから、新機種T5にユーザは熱狂してないんだ」と。それに対してロブは以下のように答えた。「palmOne社は間違いなくエンドユーザのコミュニティからの声に耳を傾けている。しかし、わ社は最新技術(最新OSのことと思われる)を市場に持ち込もうとしていないし、RIMやMicrosoft社とも競合出来ていない。その替わりに、わが社が必死になって作っているのは、以下のような要素を持つ特定の製品だ。つまり、自分たちが必要だと認識していて、しかも市場に出しても恥ずかしくないギリギリ限界のもので、複雑すぎる要素を最小限に抑えた製品だ。そんな製品を作るためには、しばしば、我々はエンドユーザのすべてに同意できないことがある。その替わりに自らが導いた判断に従う必要があるんだ。

 ま、「初代のPILOT」の時代からPalmOS周辺の人々、つまり、Jeffやロブが一貫して貫いてきたスタイルを、ロブは改めて説明している。

2004-10-08 | Project Palm 直接リンク

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