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2004/09/29

ピトケアン諸島の長い夜

 パルマガ時代の「ナウル騒動」を覚えているだろうか?あれ以来の衝撃を受けたニュース!

■人口47人の孤島で、住民の男半数が裁判に 南太平洋(Sankei Web)

南太平洋のピトケアン諸島(英植民地)で、女性暴行などの罪に問われた男性住民7人に対する裁判が近く始まる。同諸島の人口は47人で、被告は成人男性の約半数に上る。有罪判決を受け収監されれば、住民生活に深刻な影響が出そうだ。1999年に英国の女性警察官が同島を訪れた際、住民の女性が性的虐待を訴え、事件が明るみに出た。訴追内容の詳細は明らかにされていないが、被告7人は女性暴行や児童虐待など計96件の罪に問われており、40年前の事件も含まれている。

 これはかなり衝撃的なニュースだぞ!という訳で、検索してみたら、この島ピトケアン諸島について非常に詳細なリポートを載せているサイトが見つかった。

■性風習か強姦かで揺れる反乱水兵の「落人島」〜ピトケアン島(世界飛び地領土研究会)

「絶海の孤島」という表現が世界で最もピッタリ来る場所が、南太平洋の英領ピトケアン島だ。人口わずか45人ほど。一番近い有人島のマンガレバ島へは400km、政庁があるニュージーランドまでは5310kmも離れ、飛行場は無く、外部との交通はニュージーランドから北米へ向かう貨物船が3ヶ月に1回寄るだけというから、相当なものだ。一体なぜこんな辺鄙な場所に住みついた人たちがいるのだろうと思いきや、辺鄙な場所だからこそ住みついたのが真相。この島はバウンティ号反乱事件の首謀者たちの子孫が住む「落人島」なのだ。

 …という文章で始まるこのリポートは、18世紀に人が島に住み着いたところから現在まで非常に事細かにこの島の歴史を物語っている。その歴史はあまりにも壮絶だ。是非読んでみて欲しい!かなり暗い気持ちになるかも!

 上記のサイトとは別に、このピトケアン島で金環皆既日食を観るツアーのページが見つかった。

■ピトケアン諸島で皆既日食を見る方法(黒い太陽にロマンを求めて)

 このページに出てる地図を観ると、この島の地政学的な孤立ぶりがよくわかる!


2004-09-29 | Project Palm 直接リンク

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